セント・オブ・ウーマン/夢の香り
1992年に製作されたアメリカ映画。盲目の元軍人を演じたアル・パチーノがアカデミー主演男優賞を受賞した。人生に悲観し、ふて腐れた孤独な盲目の退役軍人が、自身もトラブルを抱え人生の選択に迫られている心優しい青年との数日間の交流を通じて、自分の人生を見つめ直し、新たな希望を見出すまでを描いたヒューマンドラマ。
君の膵臓をたべたい
住野よるによる日本の青春小説。略称は「キミスイ」。住野よるの作品が初めて出版された本でもある。2016年「本屋大賞」第2位を初め、多数のランキングで上位に選出されるなど、高く評価されている
ショーシャンクの空に
1994年に公開されたアメリカ映画。刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が、腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマで、受賞には至らなかったが第67回アカデミー賞で7部門にノミネートされた作品。
糸
主演は菅田将暉と小松菜奈。平成元年に生を受けた2人の男女が出逢いと別れを繰り返し、平成の終わりに再び出逢うまでの18年間の軌跡を壮大な愛の物語として描いている。中島みゆきの名曲「糸」を原案としている事で有名。
きみに読む物語
『きみに読む物語』(2004)は、ニコラス・スパークスの小説「The Notebook」を映画化。1940年代に出会った男女と現代で年老いた二人の過去と現代を交差するように描いた恋愛物語。物語はアメリカ南部シーブルックを舞台に、主人公アリーとノアの過去と現在を行き来するように描かれています。
タンポポ
1985年の日本映画。伊丹十三の脚本・監督による「ラーメンウエスタン」と称したコメディ映画で、売れないラーメン屋を立て直す物語。長距離トラックの運転手、ゴローとガンと店主のタンポポが「行列のできるラーメン屋」を目指し、厳しい修行を行っていく珍道中。
私の頭の中の消しゴム
2004年公開の韓国映画。イ・ジェハン監督・脚本の純愛ラブストーリーであり、日本での公開は2005年。幸せな恋愛の後に結婚を果たしたカップルの妻が若年性アルツハイマーを患い、その闘病生活を描いた純愛物語である。
半落ち
小説は2003年第128回直木賞の最終選考過程まで残るものの落選。アルツハイマー病で苦しむ妻を殺害した元刑事が、警察の取調べで犯行を認めながらも“完落ち“せず、絶対に明らかにしようとしない自首までの“空白の2日間“。この“謎”を軸として、刑事・検察・弁護士など様々な立場の人々が元刑事と向き合う様を通し、人間の命と人生の意味を問い掛ける物語。
パルプフィクション
1994年のアメリカ合衆国のクエンティン・タランティーノ監督による作品。時間的な順序とは異なった流れの当時としては珍しい手法で構成される。アカデミー賞では7部門にノミネートされ、そのうち脚本賞を受賞した。カンヌ国際映画祭ではパルム・ドールを受賞。その他にも多くの賞を獲得した。